ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像

アイヌ民族の復興を目指し、その怒りを文学に込めて闘い続けた歌人の叫び

自らを和人に虐げられ、民族の誇りをなくした“最後のアイヌ”と呼ぶ、
誇り高き反骨のアイヌ歌人、森竹竹市。
アイヌ民族にとって、明治以降およそ百年の歴史はつねに、
屈辱にまみれたものだった。
しかしアイヌ三大歌人の一人と目される森竹の、
その鋭い眼差しの先には、つねに未来があった。

著者      川嶋康男 
ISBN      978-4-434-27148-9 C0095
版型      四六版 並製
ページ数    256ページ
定価      1500円+税
発売日     2020年3月25日

試し読みはこちら→https://hanmoto1.tameshiyo.me/9784434271489

【著者略歴】
川嶋康男(かわしま・やすお)
ノンフィクション作家。北海道生まれ。札幌在住。主な著書に、『永訣の朝』(河出書房新社)、『凍れるいのち』(柏艪舎)、『100年に一人の椅子職人』(新評論)ほか。『大きな手 大きな愛』(農文協)で、第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞。

【目次】
序 章 語るに落ちる
第1章 少年の肩
第2章 鉄道員
第3章 若きウタリに
第4章 『原始林』
第5章 アイヌを生きる
第6章 レラコラチ―風のように
終 章 「ラストアイヌ」の矜持

【書評掲載】
2020/7/4
図書新聞
――複雑な老闘士の、万華鏡のような人生

2020/6/14
北海道新聞書評欄
――反骨のアイヌ歌人 生涯ひもとく
  森竹のフレーズを胸に刻んでウポポイに出かけよう。


2020/5/11 
J-CAST BOOKウォッチ 
なぜ「最後のアイヌ」と自称したのか?
https://books.j-cast.com/2020/05/11011569.html

2020年4月号
クオリティ
特集 アイヌ文化復興・発展のナショナルパーク
ウポポイ(民族共生象徴空間)誕生
―私はこう見る― ノンフィクション作家 川嶋康男

2020年3月25日 北海道新聞 苫小牧日高版――森竹竹市の生涯描く 白老 川嶋さん、町に著書寄贈

2020年3月25日 苫小牧民放 ノンフィクション作家川嶋康男さん「ラストアイヌ」発刊 アイヌ歌人・森竹竹市の生涯描く 民族復権へ文学で闘った姿を後世に

2020年3月26日 室蘭民報 「反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像」川嶋氏が著書10冊寄贈


【読者の声】

・誇り高き知恵の民族、アイヌ。シャモ(和人)は多くの物を彼らから学ぶ必要がありますね。
 これからも迷える日本を先導してください。竹市に万歳!

ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像

販売価格: 1,500円(税別)

(税込: 1,650円)

在庫あり
数量:

他の写真

  • 2020年6月14日 北海道新聞
    フリーランス記者 平田剛士氏書評
  • 2020年7月4日
    図書新聞
    ――複雑な老闘士の、万華鏡のような人生

レビュー

0件のレビュー