「日本の分」について考える2 鈴木邦男シンポジウム3・4

【あらすじ】
政治学者山口二郎(現・法政大学教授)が、敗戦により日本人の思想はどう変わったか、なぜ自分たちで憲法を作れなかったのか、民主党政権の功罪とは、第二次大戦後の日本の政治地図を解説する。
中国問題を専門とする藤野彰(北海道大学大学院教授)が、ジャーナリストとしての冷静な視点で中国とはどういう国なのか、なぜ反日政策に固執するのか、そして日中関係再構築への道筋を提言する。
今、日本が直面している最も大きな問題について、鈴木邦男が真正面から二人に切り込む。札幌時計台ホールで繰り広げられた熱い対談2本を収録。


著者      鈴木邦男/山口二郎/藤野彰
ISBN      978-4-434-19850-2 C0031
版型      四六版変形 並製
ページ数    224ページ
発売日     2015年3月31日

【著者略歴】
山口二郎(やまぐち じろう)
一九五八年岡山県に生まれる。
一九八一年東京大学法学部卒業、同大助手。
一九八四年北海道大学法学部助教授。
一九八七年アメリカ・コーネル大学へ留学。
一九九三年北海道大学法学部教授。
一九九七年イギリス、オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ客員研究員。
二〇〇〇年同大学大学院法学研究科教授。附属高等法政教育研究センター長就任(二〇〇四年まで)。
二〇〇五年イギリス、ウォーリック大学客員研究員。
二〇一四年法政大学法学部教授。
著書に『いまを生きるための政治学』(岩波現代全書)、『政権交代とは何だったのか』(岩波新書)、『ポピュリズムへの反撃』(角川oneテーマ21)他多数。

藤野 彰(ふじの あきら)
 中国問題ジャーナリスト、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。
一九五五年東京生まれ。
一九七八年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、読売新聞東京本社の記者として約三十四年間、ジャーナリズムの第一線で活動し、社会部記者、上海特派員、北京特派員、シンガポール支局長、国際部次長、中国総局長(計二回)、編集委員(中国問題担当)などを歴任した。
一九八六〜一九八七年、中国政府奨学金留学生として山東大学に留学。中国駐在は通算で十一年に上る。
二〇〇七〜二〇一〇年、「日中ジャーナリスト交流会議」(日本側座長:田原総一朗)のメンバーとして計五回の日中記者討論会に参加した。
二〇一二年四月から北海道大学大学院教授。専門分野は現代中国論、ジャーナリズム論。
著書に『「嫌中」時代の中国論』(柏艪舎)、『嘆きの中国報道』(亜紀書房)、『現代中国の苦悩』(日中出版)、『現代中国を知るための40章』(明石書店)など多数。

鈴木邦男(すずきくにお)
一九四三年福島県に生まれる。
一九六七年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、産経新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。
一九七二年に「一水会」を結成。一九九九年まで代表を務め、現在は顧問。新聞・テレビをはじめ多彩な言論活動を行なっている。
著書に『秘めてこそ力』『日本の品格』ほか多数。
「日本の分」について考える2 鈴木邦男シンポジウム3・4

販売価格: 1,400円(税別)

(税込: 1,540円)

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