人間キリスト記―或いは神に欺かれた男

太宰治の心の師、
あの山岸外史の名著がいま甦る!

イエスは宗教家ではない。
信者という名にも値しない。
あまりに信仰が深い。
彼は天界の詩人である。
血をもって、地上に「神」を描いた詩人である。(本文より)

【太宰治「『人間キリスト記』その他」より】
山岸外史氏の「人間キリスト記」を、もっと、
たくさんの人に読んでもらいたい、と思っている。
(中略)
これは、問題の本である。
たくさんの人に読んでもらいたいのである。
まず、いまは私は、それをお願いする。


【著者略歴】1904年(明治37年)生まれ。東京帝国大学文学部哲学科卒。
1934年(昭和9年)、太宰治、檀一雄と同人誌「青い花」創刊。
1939年(昭和14年)、『人間キリスト記』で第三回北村透谷賞受賞。
主な著書に『人間芭蕉記』『夏目漱石』『芥川龍之介』『人間太宰治』
『煉獄の表情』『眠られぬ夜の詩論』などがある。
1977年(昭和52年)没。


著者      山岸 外史
ISBN       978-4-434-18464-2 C0095
版型      四六版 ソフトカバー
ページ数    296ページ
発売日     2013年10月21日
人間キリスト記―或いは神に欺かれた男

販売価格: 1,800円(税別)

(税込: 1,980円)

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