真文学の夜明け

書き下ろし、新作エッセイ!
文学の王道を歩む、丸山健二が立ち上がった!
文学に携わる方、文学を目指す方にぜひ読んでいただきたい一冊

「まだ見ぬ書き手へ」から24年。
大きく変わった出版界の現状を踏まえて、丸山健二が真の文学を目指す書き手へ向けて、
文学の鉱脈を掘るすべと心構えを伝授する。

丸山健二こそは、我々が真に世界に誇り得る唯一の日本人作家であり、
文学の王道を歩む第一人者であることに疑問の余地はないだろう。
甘ったれたナルシシズム(自己愛・自己陶酔)に過ぎない、作文に毛
が生えたような、台本と区別がつかないような小説がなぜ次々に出版
され、あまつさえ賞を獲得し、持て囃されるのか。
真の文学とは何か、“文学もどき” しか読もうとしない読者とは
いかなるものか――そういった根本的な問題に、百年先を見据えて、
丸山健二が渾身のメスを入れてゆく。
     *  *  *
「文学という最も人間らしい芸術が数千年を経た現在においても、
手つかずの鉱脈が、宝の山が眼前にごっそり眠っているという
あまりにも口惜しい状況を前に、そこを掘削する術についてよ
り具体的に述べたいと思う。」--本文より

【著者紹介】
丸山健二 (まるやま けんじ)
一九四三年生まれ。二十二歳から文筆活動に入り、当初から文壇とは一線を画した独自のスタンスで、刺激に富んだ創作活動を続けている。高質で、斬新で、透明感にあふれ、力強く、確信に満ちた文体を、変幻自在に駆使して、新境地を次々に切り拓いてゆく圧倒的な作風は、小説のみならず、言語芸術の世界において他の追随を許さぬ稀有な存在であり、生者の魂を根底から甦生させ得る、真の第一人者である。

ISBN      978-4-434-24980-8 C0095
版型      四六版 並製
ページ数    536ページ

【発売日】2018年8月11日

【ためし読み】
http://hanmoto1.tameshiyo.me/9784434249808
真文学の夜明け

販売価格: 2,000円(税別)

(税込: 2,200円)

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  • 2018年10月2日 毎日新聞

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