海わたる聲 悲劇の樺太引揚げ船「泰東丸」命奪われた一七〇八名の叫び

【あらすじ】
「留萌沖三船殉難事件」生存者の証言をもとに描かれる感動のドキュメンタリーノベル。

数十年前の「留萌沖三船殉難事件」の取材テープを聞きなおしたとき、著者は自らの「宿題」を思い出した。

日本国政府は今なお、国籍不明潜水艦と主張している。
政治的な駆け引きの犠牲となった1708名の叫びに耳を傾けたい。

試し読みはこちら→http://hanmoto1.tameshiyo.me/9784434255205


著者      中尾則幸
ISBN       978-4-434-25520-5 C0093
版型      四六版 並製
ページ数    172ページ
発売日     2019年1月25日

【目次】
海わたる聲
 1 土の棺―三十年目の再会
 2 青春の傷あと―反戦デモの中で
 3 慟哭の証言―海に消えた子どもたち
 4 老人の宿題―泰東丸を語り継ぐ
 5 朽ちてゆく墓標―事件の村は今
 6 若者たちの戦争―無縁仏の人探し
 7 声の碑―あの海にこだまして

解説:「留萌沖三船遭難事件」とは
 1 一七〇八人は、旧ソ連の北海道分割・占領計画の犠牲者なのか!??
 2 終戦直前のソ連対日参戦 戦火の樺太・死の逃避行
 3 「小笠原丸」〜元横綱大鵬も。稚内での下船が生死を分ける
 4 「第二新興丸」〜ソ連潜水艦と銃撃戦、沈没をまぬがれる
 5 「泰東丸」〜日本国内、最後の戦争犠牲者六七〇人


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【読者の声】

・日本政府の外交上の都合で闇に葬られてしまった事件をよくここまで調べられましたね。一気に読了しました。ありがとうございました。(読者カードより)
海わたる聲 悲劇の樺太引揚げ船「泰東丸」命奪われた一七〇八名の叫び

販売価格: 1,300円(税別)

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