雁にあらねど

江戸や京都など各地から、北の地箱館へ流れ着いた人々――。
数奇な運命に操られた彼らは、一本の糸に縒り合わされ、それぞれが新たな道へと踏み出していく。
『落ちてぞ滾つ』『いとど遙けし』に続く、『雁にあらねど』。
本シリーズがついに感動のフィナーレへ。

【著者紹介】
蜂谷 涼(はちや りょう)
1961年小樽市生まれ。北海道を拠点に執筆・講演活動を行なうかたわら、テレビ、ラジオに出演。
2008年『てけれっつのぱ』が劇団文化座により舞台化され、同舞台は2008年文化庁芸術祭大賞受賞。
主な著書に『てけれっつのぱ』、『落ちてぞ滾つ』、『いとど遙けし』(柏艪舎)、『雪えくぼ』、『舞灯籠』(新潮社)、『夢の浮橋』(文藝春秋)、『蛍火』(講談社)などがある。

著者      蜂谷涼
ISBN       978-4-434-23648-8 C0093
版型      四六版 並製
ページ数    272ページ
雁にあらねど

販売価格: 1,700円(税別)

(税込: 1,870円)

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