ご主人、『立ち会う』なんて、そんな生やさしいものじゃありませんよ。

陣痛が来て、入院して、生まれていたら、
お産に対してぼくは戦くことはなかっただろう。

妻が命をかけてお産をしたのだということが、わからなかっただろう。

あの大変さを思うと、子育てに協力するなどと言ってはいけない気がする。
お産というものを、妻は一手に引き受けたのだ。
子育てをともにせずにはいられない。

お産に立ち会うことは、産後の暮らしを充実させる元になるのだ。



著者　　　　　　横松 心平
ISBN　　　　 　 978-4-434-15427-0 C0077
版型　　　　　　四六版　ソフトカバー
ページ数　　　　188ページ
発売日　　　　　2011年3月31日