日系人のコロラド

人として当たり前の暮らしがしたい
―日系アメリカ人たちが乗り越えてきた現実とは?

コロラドに日本人がはじめて到着した1886年から
現在に至る、コロラド日系移民史。

初期開拓者の苦難、二つの祖国が争った第二次世界大戦中の葛藤、
そして現在活躍している人々
……コロラド日系人移民が歩んだ歴史を綿密な取材で追った、
米国移民史研究者必携の一冊!


著者      ビル・ホソカワ 著
訳者      森田 幸夫 訳
ISBN       978-4-434-13196-7 C0022
版型      四六版 ハードカバー
ページ数    336ページ
発売日     2009年10月1日


【著者略歴】ビル・ホソカワ
1915年ワシントン州シアトルに生まれる。
著名な日系アメリカ人ジャーナリストおよび歴史の語り部としてしられてる。
「二世・静かなアメリカ人」をはじめ10作の著作の著作があるが本書「日系人のコロラド」が最後の著作になった。


【訳者略歴】森田 幸夫
1930年生まれ。
アメリカ、オハイオ州立大学大学院歴史学専攻修士課程修了、M.A.取得。
愛知県立大学教授、金沢学院大学教授などを経て、金沢大学非常勤講師。


【目次】
「日本人のコロラド」発刊によせて 5
はしがき 7
日本語版への序文 12
序章 15
第1章 最初の一世紀 20
第2章 現在-概観 30
第3章 渡米者の草分け 42
第4章 鉄道の労働 53
第5章 石炭と鉄鋼 61
第6章 ある一世の物語 66
第7章 キリスト教への改宗 85
第8章 仏教徒 94
第9章 各種の日本人団体 107
第10章 十二月七日
第11章 グラナダ収容所 134
第12章 戦時中の外国人土地法 153
第13章 日本語新聞 164
第14章 特殊な愛国主義者たち 181
第15章 戦後 192
第16章 復員軍人たち 198
第17章 サクラスクエア 217
第18章 姉妹都市 255
第19章 日本企業の進出 246
第20章 総領事館とのつながり 254
第21章 寿司―だれもかれも? 265
第22章 日本の皇族 274
第23章 キルトは物語る 286
第24章 五人の農場経営者 292
第25章 コロラドの新顔 313
第26章 追憶の日 320
第27章 なぜ? 324
訳者あとがき 333
日系人のコロラド

販売価格: 1,809円(税別)

(税込: 1,990円)

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