女性に効く漢方

自律神経失調や不正出血に漢方が効く!
健康維持を目的に、近年、注目を集めている漢方薬。

女性が陥りやすい不快な症状に対して、漢方薬がどれほど効果的か、
札幌の産婦人科医院、さくらレディースクリニックの院長が
症例を元にわかりやすく説明しています。

【著者略歴】
井上 亮一
1983年、国立旭川医大卒
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医

ISBN       978-4-434-11918-7 C0047
版型      46判 ソフトカバー
ページ数    200ページ
発売日     2008年5月23日

【もくじ】
序文 7
【前編】自律神経失調と漢方―女性の自律神経失調を漢方で治す 13
めまい、鬱状態、過換気症候群 15
 ―脾虚 15
マタニティブルー 鬱とは違います 22
 ―気血両虚 22
自律神経失調の王様 湿熱 28
 ―ホルモン剤は体重の増加を引き起こすのか 34
自律神経失調の女王様は 瘀血 37
 ―瘀血は産婦人科で一番大切な概念です 37
 ―瘀血を確信させてくれた人 38
 ―瘀血の概念 41
 ―生理不順、生理痛の女性 42
 ―瘀血の概念2 47
 ―子宮内膜症はかんぽうで治療できるのではないか 50
子宮内膜症であっても現代の標準治療をしてはいけない人がいる 52
 ―脾虚の人には副作用が強すぎる 52
 ―子宮内膜症に漢方を処方する 57
 ―子宮内膜症で生理痛がひどい 60
 ―直腸に子宮内膜症 64
 ―瘀血と子宮内膜症 70
【中編】漢方で治す女性のトラブル 73
女性のトラブルに漢方薬がよく効く 74
婦人科のトラブル 77
 ―生理不順 水毒 77
 ―生理不順2 79
 ―不正性器出血 湿痰 湿熱 81
思春期 瘀血 89
 ―生理不順 下腹痛 不正出血 89
外陰の痛み 94
 ―隠虚 水毒 ホルモン不足 94
 ―外陰ヘルペスと不眠 肝経湿熱 100
女性に多い他科のトラブル 104
 ―橋本病が治っているのに体調が悪い 陰虚 104
 ―ひどい腰痛と貧血 気血両虚 109
 ―胃の手術後のダンピング症候群 気虚気滞 110
 ―喉の詰まり 胃もたれ 不眠 不安 気滞 112
 ―慢性膀胱炎 湿熱 気虚 114
 ―偏頭痛 眼が光って見えない 冷え 118
 ―不眠 心腎不交 122
漢方を使えるといろんなことができる 127
漢方薬は保険を効かせたままでいて 129
 ―病気をとらえる漢方独特の考え方とは 131
離れている現代医学と漢方 134
【後編】漢方がよく効く病気 ―感染症(傷寒)と高齢者の病気 137
こじらせた感染症によく効く 六病位とは 138
 ―カゼをこじらせた 143
 ―インフルエンザをこじらせた ベッドで起き上がれない 145
 ―少陽病 往来寒熱とは何か 151
 ―少陽病と瘀血 ガマの油のような汗 153
漢方は説明がむずかしい 157
高齢になるということ 159
 ―体温が低くなることと頻尿 腎虚 160
 ―上熱下寒 紫胡桂枝乾姜湯 164
 ―水を飲みすぎるとどうなる 湿痰 肝気鬱滞 165
 ―脾虚を合併したら 喘息 171
 ―腎陰と腎陽 174
名医に出会った 177
あとがき 181
【付録 医療用エキス顆粒】 184
【策引<五十音順>】 191
女性に効く漢方

販売価格: 1,429円(税別)

(税込: 1,572円)

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