凍れるいのち

第53回青少年読書感想文全道コンクール指定図書

衝撃のノンフィクション!
山岳史上最大級の惨事
45年の歳月を経ていま全貌が明かされる

昭和37年12月、学芸大学函館分校山岳部のパーティー十一名は、冬山合宿に大雪山縦走を目指した。
しかし、そこから帰還したのはリーダーの野呂幸司ただ一人だった。部員十名全員遭難、死亡。かたくなに沈黙を守る野呂に対し、轟々たる非難と呪詛が集中した。
その野呂がついに今、四十五年間の沈黙を破り、遭難事故の全貌とその後の人生の軌跡を明らかにする―。
今日の幸せを生きる我々が本書から学ぶべきは、いのちのはかなさであり、その尊さであり、その重さであるだろう。

真冬の大雪山、10名の命を奪った遭難事故からただ一人生還した男、野呂幸司が語る事故の全貌とその後の人生!

著者      川嶋 康男
ISBN       978-4-434-08641-0 C0095
版型      46版 上製
ページ数    288ページ


【読者の声】

・生きるということの重厚さとはかなさを一緒に味わいました。
 大雪山へ行って、愛の鐘を鳴らして弔いたいです。

・下山のタイミングの決断、迷い、そして雪洞の崩壊。
 訓練された人間でも、決断のタイミングは難しいと痛感。
 日常生活にもいろいろ教訓になると感じました。
 その後の野呂さんの生き方にも深く感銘を受けました。

・リーダーの責任、生き残った者の苦悩、私も山をやっている身で、考えさせられました。

・内容の深さに圧倒されました。
 自分も登山が趣味なので、心苦しいものがありました。
 人生観など、あらゆる面で感動を受けました。

・泣けました。
 野呂幸司さんの生き様に感動しました!

・日高山脈での冬山登山を思い出し、涙が止まりませんでした。


凍れるいのち

販売価格: 1,600円(税別)

(税込: 1,760円)

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  • 2018年2月11日 北海道新聞(1)
  • 2018年2月11日 北海道新聞(2)

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